ピーエムシー・シエラ・ジャパン(PMCシエラ)は、12Gb/秒SAS/SATAホストバスアダプタの「PMC Adaptec HBA 1000シリーズ」を国内市場に投入した。他社製品と比べて最大60%低い消費電力を果たしたほか、既存製品との互換性を実現するなど、使いやすさを追求している。

 HBA 1000シリーズは、ロープロファイル形状とmini-SAS HDコネクタによって、エアフローを妨げることなく、1Uサーバーや2Uサーバーにインストールすることができ、最小の実装面積で最大のネイティブ接続を可能にする。RAIDアダプタやエクスパンダとの完全な互換性を実現しているため、SSD、HDD、テープドライブ間でデータを保存でき、横断的な検索や管理にも対応している。

 最大の強みは、他社のHBAに比べて消費電力を60%低減していることだ。また、SAS SSD使用時にはPCIe Gen3バスを飽和させ、1秒あたり130万I/O(IOPS)を提供し、高密度サーバー環境での放熱問題を回避することができる。さらに、SATA SSDを接続した場合、HBA1000を介さず8台のSATA SSDをサーバーのチップセットに直接接続している構成と比較して、2.5倍以上のシーケンシャルスループットと85%高速なランダムリード性能を提供。SATA SSDを使用することが多いクラウドサービスを提供するデータセンターにとっては、TCOを大幅に削減することができる。

HBA 1000シリーズ

 最大16台のストレージデバイスが接続でき、エクスパンダの使用によって拡張も可能だ。さまざまなOSに対応しているほか、主要なSDS(ソフトウェアディファインドストレージ)スタックをサポートしている。(佐相彰彦)