1月5日、Koscom(ジョン・ヨンデ代表理事)は、インドネシアの金融業向けソフトウェアを提供するMicro Piranti Computer(MPC)とSTP(Straight Through Processing)─HUBの構築に関し、2015年12月31日に業務提携したと発表した。15年11月、両社はすでにインドネシアの市場開拓に向けてパートナシップ契約を締結している。STP-HUBは、Koscom初の海外輸出ソリューションとなる。

 KoscomのSTP-HUBは、投資家と証券会社、取引所の注文経路をシステム化したITソリューションで、現在、韓国国内の約150の金融機関に使われている。また同社は、韓国国内で34の中小および外資証券会社に証券業務関連クラウドサービスを提供しているほか、東部証券やWoori投資証券、eBEST証券、MIRAE ASSET証券の次世代システムを構築するなど、業務プロセスやビジネスの変化に応じたスマート金融ITサービスの提供を目指してきた。

 STP-HUBのインドネシア市場への輸出を通じて、インドネシアの証券市場における注文経路のシステム化を実現し、証券取引の透明性や業務効率の向上を確保するとともに、最適なコストで、システムインフラの構築を可能にする。同社は、国内の取引市場で蓄積したシステム構築のノウハウを生かし、海外市場の開拓に本腰を入れ始めた。

Koscomの本社ビル

 MPCは、インドネシアの証券市場向けに製品の開発・販売を行う独立系ソフトウェアベンダーで、すでにインドネシアの60以上の証券・証券リテールへの導入実績がある。Koscomとの提携は、新しいITサービスで、インドネシアの金融市場を切り開くこと、証券市場に新たな刺激を与え、利益を確保するビジネスモデルを樹立することなどが狙いだ。

 海外事業部門のキム・ケヨン所長は、「インドネシア市場へのSTP-HUBの輸出をきっかけに、MPCとさまざまな製品・サービスで連携を強めていきたい」とし、「これを機に、韓国国内外の有価証券市場の発展に一助になることを願う」と、海外市場開拓についての意気込みを語った。(文/鄭麗花)