マイナンバー(社会保障・税番号)の運用がいよいよスタートしたが、エプソン販売は継続してマイナンバー対応ソリューションの浸透に注力する。

宮西徳郎
部長
 現在、同社給与計算ソフトの保守サービスユーザーに関しては、個人番号の一括収集システムを無償で提供している。入力方法は、ユーザーの規模などに応じて、Excelで入力したり、直接給与計算ソフトに入力したりといった方法を選択できるが、特徴的なのは、同社のスキャナ「DS-560」「DS-40」を連携させると、一連の作業を効率化できることだ。給与計算ソフトから取り込んだ従業員情報とその家族情報を、スキャンしたマイナンバー通知カードの個人番号と紐づけ、暗号化処理した後、同社の最新業務ソフトラインアップである「R4シリーズ」に標準搭載している統合管理機能「Eiボード」内のマイナンバー専用データベースに格納する。

 宮西徳郎・特販営業本部BS・AC営業部部長は、「スキャナと業務ソフトの両方を自社で提供しているエプソンならではのソリューション。当社業務ソフトには会計事務所向けと一般企業向けがあるが、いずれにも対応した。取扱者の設定やアクセスログの取得、マイナンバー関連情報の一括廃棄といった機能はもちろんのこと、税理士連合会が会計事務所向けに出したガイドブックに準拠したかたちで、必要な機能を網羅している」と、同社サービスの強みを強調する。

 一方、R4以前の旧製品も、各種帳票対応やデータのマスキングなど、必要なマイナンバー対応はしていくが、Eiボードを搭載していないため、マイナンバー一括収集システムをテコに、旧バージョンユーザーのR4への乗り換えも促していく。(本多和幸)