1月26日、「日系ITベンダー中国現地法人 2016年賀詞交歓会」が上海で開催された。中国に進出している日系ITベンダー間の交流を深めることを目的に、BCN上海やITベンダー各社の有志が企画したイベントで、マネジメント層を中心に43社から73人が参加した。

 中国では、人件費高騰や円安によって対日オフショア開発での利益捻出が難しくなっているほか、景気減速や日本の対中直接投資の減少などに伴って、現地の日系企業マーケットも市場環境の激化が予想されている。また、IT人材の離職率が高く安定した人材確保が困難であるなど、日系ITベンダーは共通の課題を多く抱えている。こうした背景から、日本では競合関係にあるベンダー同士でも、中国では手を結んで補完関係を構築したいというニーズが多い。一方で、これまで日系ITベンダーが一堂に会するイベントはなく、交流の機会は限定されていた。そこで、今回の賀詞交歓会が企画された。

 イベント参加者からは、「これまで接点のなかった企業の方とも会うことができ有意義だった」との声が多く寄せられた。BCN上海では、今後も定期的に日系ITベンダーの交流会を企画・開催していく方針だ。(真鍋 武)

43社・73人の日系ITベンダー担当者が交流した