【上海発】NTTデータグループが国をまたいだIT技術者の交流・育成研修を行っている。1月下旬、NTTデータミャンマー(堀川雅紀社長)は、エンジニアをNTTデータ イントラマート上海(大利秀幸総経理)に送り、1週間にわたりシステム開発基盤「intra-mart」の技術研修を行った。両社にとって初の試みとなる。

 NTTデータグループでは近年、APACのそれぞれの国・地域でintra-martを活用したシステム構築案件が増加している。一方で、同商材を扱うことができる海外の技術者数は十分でなく、各拠点間の連携や技術者の育成が求められている。そこで今回、intra-martのグローバルビジネスの中核拠点である上海で、基本操作やフレームワークを学ぶ研修を行った。

 参加したNTTデータミャンマーのエンジニアは、帰国後に学んだ技術を他のエンジニアに教育していくほか、intra-martを活用した社内システムを構築する。日本や上海のintra-martのオフショア開発案件も請け負っていく予定だ。将来は、ミャンマー国内でのintra-martの案件獲得も視野に入れている。

 研修に選ばれたエンジニアは、成績が優秀で英語を得意とするトゥザー トゥンさんとウィン イ テッナインさん。トゥザーさんは、「学んだ技術をミャンマーにもち帰って、社内システムの開発に生かしたい。将来は、優秀なプロジェクトマネージャー(PM)になりたい」としている。ウィン イさんは、「上海のスタッフが親切に対応してくれて感謝している。研修を生かして、今後はミャンマーのIT産業の発展に貢献したい」と語った。(真鍋 武)

NTTデータミャンマーのトゥザー トゥンさん(右)とウィン イ テッナインさん