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紫光集団 米ウエスタンデジタルへの出資中止 対米外国投資委員会による審査理由に
2016/03/10 19:11
週刊BCN 2016年03月07日vol.1619掲載
CFIUSは、外国企業による米国企業のM&Aを審査・規制する委員会。米国の安全保障を損なうおそれのあるM&Aを対象としており、審査結果によっては中止を命じられる権限をもつ。聯想集団(レノボ)によるIBMのx86サーバー事業買収など、大型案件で審査するケースが増えている。
出資は中止するが、紫光集団とWDは戦略的提携を維持する。昨年11月には、中国に合弁会社「紫光西部数据」を設立することを発表していたが、同社は計画通り今年下半期に営業を開始する見込み。資本金は1億5800万米ドルで、出資比率は紫光集団が51%、WDが49%となる。
また、WDは、紫光集団による15%出資が完了した段階で、米サンディスクを買収する計画を発表していたが、今回の出資が中止になっても、同買収計画は進める方針。(真鍋 武)
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