【北京発】ITユーザー企業で構成する中国コンピュータユーザー協会(洪京一理事長)のコンピュータルーム設備応用分会は3月4日、中国のすぐれたデータセンター(DC)とその構築業者を表彰する「2015年度第7回中国データセンター業表彰大会」を開催した。会場の北京には、全国から約800人のDC関係者が集まった。(真鍋 武)

中国コンピュータユーザー協会
コンピュータルーム設備応用分会
李勃
執行秘書長
 中国コンピュータユーザー協会は、すぐれたIT導入事例を発掘し、これを会員企業に紹介して、横展開につなげていくことをミッションとしている団体。最近では、「互聯網+」「中国製造2025」などを重大テーマとしている。協会は製品カテゴリ・業界別に約20の分科会を抱えており、1994年に設立されたコンピュータルーム設備応用分会には、約2万人が会員となっているという。

 大会で発表された「2015年度中国優秀データセンター賞」は、鄭州商品交易所の技術センターデータセンター、恒豊銀行の金融クラウドデータセンター、華泰証券広場データセンターが獲得した。同時に、設計や建設工事など、DCの構築事業を手がけている企業の30強も発表された(表参照)。

 また、大会では、コンピュータルーム設備応用分会の李勃・執行秘書長がDCの品質と信用をテーマに講演。李・執行秘書長は、「品質の向上、それ自体もイノベーションの表れである」と述べ、DCの建設基準の厳守や評価基準への対応、認証取得、建設や管理のモデル化などを通じて、信用性・品質の高いDCを実現する重要性を説いた。中国のDCは、先進国のそれと比べ品質面で劣っているケースが多いが、最近ではTier 3レベルのDCを建設する企業も徐々に増えてきている。