韓国の行政自治部(ホン・ユンシック長官)とセルビア行政自治部(コリ・ウドビツキ長官兼副総理)は3月16日、政府ソウル庁舎で、電子政府業務提携覚書(MOU)の締結式を行った。韓国行政自治部は、国務会議の議案整理や法令および条約の公布、政府革新、行政の能率、電子政府、個人情報保護、政府庁舍の管理のほか、地方自治制度の樹立や地方自治体の財政・税制などの支援を行う機関だ。

 セルビアは、経済構造の革新や公共分野の人員削減の一環として、モバイル端末を活用した電子政府プロジェクトを推進している。具体的な提携内容には、電子政府構築の人的交流やモデル事例の情報シェア、開発力の育成などが挙がっている。これにより、セルビアの電子政府の構築・運営に関わる一連の関連事業を推進していく。

 韓国の電子政府は、2年ごとに発表される国連電子政府の調査で3期連続で一位を獲得するほどの先進性があり、世界各国の電子政府推進に協力している。韓国ではセルビアとの業務提携をきっかけに、輸出地域を東ヨーロッパまで拡大できることに大きな意味があるとしている。行政自治部のホン長官は、「近年、ポーランドやスロバキア、チェコなどの東ヨーロッパの政府からの電子政府構築の協力要請が増加している」とし、「今年は、東ヨーロッパの国との電子政府分野における協力を戦略的に拡大していきたい」と、意気込みを語った。(文/鄭麗花)