韓国最大の通信事業者SKテレコムは6月21日、中国のO2O市場を攻略するために、スマートスタンプの基礎技術を保有する韓国のベンチャー企業12CMと中国現地パートナー3社の間で投資基本合意書(Letter Of Intent)を締結した。

 今回の提携は、技術優位性をもつ韓国ベンチャー企業と共同で、中国の消費者に新たな生活価値を提供することで、グローバル市場進出の成功事例をつくり、その先の東アジア市場の事業展開も見据えたものだ。

 11月には、SKテレコムの中国現地パートナーである哆啦宝(Duolabao)、藍色光標伝播(BlueFocus)、 黒馬Live (Heima Live)の3社が合わせ21.48%(各社7.16%)、12CMが35.81%、SKテレコムが42.71%といった比率で、北京に合弁事業会社を立ち上げる計画だ。

 12CMのスマートスタンプは、紙のスタンプカードに代わるもので、スマートフォンで発行するモバイルO2Oサービス。パートナーのDuolabaoは、30万店舗以上の加盟店を保有する電子決済サービスを提供している。

 今回の事業提携では、中国現地のリソースをフル活用して、新規事業モデルの提供と運営の早期実現を目指す。とくに、電子クーポン発行や支払決済サービス、商品広告など、O2Oサービスを基盤として、中国事業の拡大を図る。また、韓国企業の技術を活用したゲームやショッピング、流通といった分野でのO2Oサービスを中国市場に紹介していく。