オージス総研(西岡信也社長)と日立システムズ(北野昌宏社長)は9月5日、両社のクラウド型認証サービスを組み合わせたクラウド型指静脈認証シングルサインオンサービスを開発することで合意したと発表した。

 今回の合意により、オージス総研のクラウド型統合認証サービス「ThemiStruct」と日立システムズの「SHIELD PBI指静脈認証サービス」を連携、クラウド型のセキュアなシングルサインオンサービスを開発する。ThemiStructは、企業組織・業務・コミュニケーションのデジタル変革で必要とされる認証基盤に対応し、OpenID ConnectやOAuthなどの技術標準にも素早く対応している点に特徴がある。一方、SHIELD PBI 指静脈認証サービスは、認証の鍵として電子証明書などの代わりに生体情報を利用するため、紛失リスクもなく、なりすましの防止にも効果的なセキュアな認証サービスとなっている。

 両社のサービスが連携することで、「Office 365」や「Kintone」などのクラウドサービスに加え、SAML、OpenID Connectに対応したさまざまなアプリケーションで、パスワードを利用せずにクラウド型の指静脈認証だけで安全なシングルサインオン認証をすることが可能となる。また、顧客先や自宅、出張先など場所を問わず、社内オフィスと同様にクラウドサービスへのセキュアなアクセスが可能となり、柔軟で自由度の高いワークスタイル変革を支援する。

 今後、両社は正式なサービスの開始に向けてさまざまな検証を重ね、主にクラウドサービスを利用する中堅中小企業に向けて、2017年1月から販売していく計画。