パナソニック(津賀一宏社長)は9月5日、現行システムを生かしたままISDNからIPネットワークへの移行(マイグレーション)を実現する、同社MVNO回線を活用したISDNマイグレーションサービスを10月上旬から提供すると発表した。

 新サービスは、同社のMVNO回線と今回開発した専用ゲートウェイ(ISDNマイグレーション用M2Mゲートウェイ)を組み合わせることで、ISDNを利用した現行システムを生かしたままIPネットワークへの移行を実現する。ISDNマイグレーション用M2Mゲートウェイには、ISDN現行システムにそのまま接続可能なインターフェースを搭載しているため、システム変更のコストを抑えることができる。また、メタル回線によるISDNからMVNO回線に移行することで、回線費用を約3分の1に削減する。

 同社は、2014年10月にMVNOサービス事業に参入。自前で通信設備を保有することで、通信帯域の制御と通信回線容量の管理を独自に行うことが可能となっている。これにより、新サービスでも、個々のユーザーに合わせたフレキシブルな回線プランを提供することができる。

 なお、今回開発したISDNマイグレーション用M2Mゲートウェイは、M2Mゲートウェイ専業ベンダーであるセンチュリー・システムズ(田中邁社長)と共同開発したもので、SIMカードを直接挿入できる機能を備えたゲートウェイ製品となっている。