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ニフティ、IoTサービスの開発を支援するトライアルキット

2016/09/08 22:02

 ニフティ(三竹兼司社長)は9月7日、環境データを測定できるセンサとデータ管理システムをセットにした「IoTトライアルキット」の提供を開始した。

 IoTトライアルキットは、温度や照度など6種類の環境データを測定できるオムロン(山田義仁社長CEO)の小型センサの「環境センサー」と、専用スマートフォンアプリ、センサから収集したデータをクラウド上に蓄積して管理できるシステムをセットにして提供するもの。利用企業は、専用の管理画面で収集データを管理し、IoTサービスの開発に活用できる。

 また、自社でデータ管理システムを構築する必要がないため、IoT導入の際に重要となるPoC(Proof of Concept)を素早く実施でき、専用スマートフォンアプリのデザイン変更や収集データを可視化するツールの開発、IoTサービスのデモンストレーション制作支援も可能となっている。

 税別価格は、初期費用が19万8000円、月額料金はBasicプランが無料、Expertプランが3万円から。「データ可視化ツールの開発」「専用スマートフォンアプリのロゴ変更」「IoTサービスのデモンストレーション制作」などは、別途見積もりとなる。同社では、このトライアルキットでIoTの活用に踏み出した企業に対して、データ活用のアイデア出しから正式サービス化に向けたプロトタイプの開発にいたるまで、ビジネスとテクノロジーの両面でサポートしていく考え。
 
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外部リンク

ニフティ=http://www.nifty.co.jp/

「IoTトライアルキット」=http://mb.cloud.nifty.com/iot-trialkit/