サイボウズ(青野慶久社長)は9月28日、オーストラリアでの拡販体制強化に向け、現地で日本語生活情報ポータルの運営や訪日観光促進事業を営むJAMS.TV(鷲足博社長)と提携して、新会社「kintone Australia Pty Ltd」を設立したと発表した。

 サイボウズでは、2011年にクラウドサービス「kintone」をリリース。国内だけでなく中国、米国での展開に注力してきた。中国での販売事業は100%子会社「才望子信息技術(上海)有限公司(サイボウズ中国)」が、米国での販売事業も100%子会社「kintone Corporation(サイボウズU.S.)」が担っている。東南アジアについては「Cybozu Asia Partnership Program」を展開、主として日系企業向けに活動するパートナー企業に向けた支援を展開している。

 今回、オーストラリアで調査を実施。日系企業、現地企業のニーズを確認したうえ、潜在需要の掘り起こしや受け皿となる販売、サポート体制を確立するため、現地の商習慣に精通し強固な販売チャネルを有する地元日系PR会社、JAMS.TVと提携。新会社を設立することとした。これにより、オーストラリアで活動する日系企業、現地企業の業務効率向上、チームワーク向上に向けてさらに活動を強化していく。

 また同社では、主に日系企業の海外拠点を想定した英語によるメールでのテクニカルサポートを開始する。これによって、海外拠点の部門管理者が、日本の情報システム部門を経由することなくサイボウズに問い合わせることができ、短時間で課題解決が可能になるとしている。同社は今後も、海外に進出する日系企業のサポートニーズに対応できるように、体制を整備していく考え。