アリババグループは9月12日、河北省張北県に新たなデータセンター 「張北DC」を開設した。人民網などの中国メディアが報じた。

 中国北方地域における同社の最重要インフラと位置づけるとともに、例年11月11日に開催しているEC大規模セール「双11」で主要な役割を果たすという。また、クラウドサービス「阿里雲(Alibaba Cloud)」の地域戦略拠点として、将来的に200万社の中小企業に提供していく方針。

 「張北DC」は、年間15日程度しか冷房設備による冷却を使用しないグリーンデータセンターとして設計されている。張北県の冷涼な気候に加え、太陽光発電や風力発電エネルギーを利用し、冷却コストを従来の59%に低減するという。

 昨年9月にもアリババグループは浙江省淳安県にグリーンDCを開設しており、同社の王堅CTOは「今後も自然環境を考慮したDCをつくりたい」と話している。中国では、「第13次5か年計画」の発展理念に「グリーン」が掲げられている。