日本アイ・ビー・エム(日本IBM、ポール与那嶺社長)と日本情報通信(NI+C、廣瀬雄二郎社長)は11月1日、IBMのクラウド基盤「IBM Bluemix Dedicated」上にNI+Cが構築・提供する「NI+Cアプリ開発・実行環境提供サービス(NI+C Cloud BMD)」が、広島銀行(池田晃治頭取)の「イノベーション推進共通プラットフォーム」を始めとしたクラウド共通インフラ基盤に採用されたと発表した。

 広島銀行は、今年8月に新事業開発推進室を設置。顧客・地域・ひろぎんグループの持続的な発展につながる「新たなビジネスモデル(新事業)の創出」 に取り組んでいる。今回、顧客にとって安心・安全・便利でお得感を感じてもらえる高品質な商品・サービスの開発強化の一環として、スマートフォン向けアプリやウェブ系サービスの拡充を図るため「NI+C Cloud BMD」を採用した。

 NI+C Cloud BMDを活用することで、今後、銀行のもつアプリケーション資産や情報資産と連携し、新サービスの開発・提供、低コスト・迅速なアプリ開発の実現、API公開による新たなパートナーとの関係創出、他行・他社とのAPI共有、協力会社との協業による地域創生などを推進していく。

 日本IBMとNI+Cは、2015年10月に「地方銀行向けBluemixコンソーシアム」を設立し、金融とテクノロジーを組み合わせ新たな金融サービスを実現する「FinTech」を推進している。このコンソーシアムの取り組みの一環として、広島銀行のクラウド共通インフラ基盤の構築・運用を支援する。この広島銀行のクラウド共通インフラ基盤は、NI+C Cloud BMD初の商用利用となる。