アイティフォー(東川清社長)は11月10日、住信SBIネット銀行(円山法昭社長)からカスタマセンターと事務センターの複雑な業務をアシストして業務改善や効率化を実現するシステム「ナイス・リアルタイムソリューション(NICE RTS)」を9月に受注したと発表した。

 NICE RTSは、業務を自動処理するロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)と、複数システムの画面を統合して表示しながら操作が行えるユニファイド・デスクトップにより実現するもの。住信SBIネット銀行では新商品、新サービスの導入に伴い複数の業務端末を駆使する状況が課題となっていた。今回、NICE RTSを活用することで、その状況を緩和したいとしており、効果検証を行った結果、一部手作業事務の業務時間を10分の1にできると試算している。

 主な機能としては、「複数システムの併用操作を簡単な設定で自動化」「複数システムのデータをサマリー画面にまとめて理解しやすく表示」「次の作業を促すポップアップ表示で初心者の操作を補助」を実現。また、入力データを複数システムに反映させることで、繰り返し入力によるミスを防ぎコンプライアンス向上も図ることができるという。自動化の設定・運用はマクロを組む程度の知識で行えるため、同社では実装を行う社員を育成し、今後も効率化を促進していく考え。

 アイティフォーでは、今後1年間にNICE RTSで20社の受注を目標としている。