富士ゼロックス(栗原博社長)は11月15日、デジタルカラー複合機として「ApeosPort-VI C」8機種と「DocuCentre-VI C」シリーズ8機種の合計16機種を、12月1日から日本、アジア・パシフィック地域、中国で順次発売すると発表した。

 新製品は、仕事の生産性を高める環境を実現するため、複合機とクラウドサービスの連携を支える新基盤「Cloud Service Hub」に対応した。このCloud Service Hubを通じ、同社複合機から複数のデファクトスタンダードクラウドサービスに一挙につながり、利用できるようになる。クラウドサービスに必要なアカウント管理を、一つにまとめてシングルサインオンでログインでき、接続されたクラウドへの文書のスキャン/保存、クラウドに保存されている文書の印刷ができる。Cloud Service Hubが連携している全クラウドサービスを横断して文書を検索することもでき、業務効率の向上を実現する。

 また、コンテンツ・マネジメント・プラットフォーム「Box」と富士ゼロックスのクラウドサービス「Cloud On-Demand Print」との新たな連携機能により、コンビニや公共の場に設置された複合機でも印刷が可能。直行・直帰やテレワークなど、場所にとらわれない働き方を支援する。すでに連携しているサイボウズのkintoneとも継続して提携サービスを強化するほか、コンカーやSansanのクラウドサービスとも連携していく予定。

 新製品は、業界最小クラスの小粒径トナー「Super EA Ecoトナー」を採用。従来トナーよりも約10℃低い温度で定着が可能となり、さらなる省エネを支援する。上位機種ではスキャンの生産性を高め、同等クラスの複合機では業界最速の毎分270枚の両面スキャンを実現。原稿の表裏を一度のスキャンで読み取るため、大量原稿のスキャンを効率的に行うことができる。さらに、クラウド上のサーバー内にヘルプ情報を用意し、インターネット経由で、常に最新のヘルプ情報を複合機の操作パネルやモバイル端末に表示する。

 税別価格は、ApeosPort-VI Cシリーズが230万円から459万円。一方、DocuCentre-VI Cシリーズでは125万円から414万円。同社では、両シリーズで年間15万台の販売を目標としている。