調査会社IDCは10月28日、2016年第3四半期(7~9月)の中国スマートフォン市場の動向を発表した。第3四半期の出荷台数は前年同期比5.8%増の1億1510万台と堅調に伸びた。OPPOとvivoが成長を牽引している。

 出荷台数シェアは、OPPOが17.5%で初めて1位を獲得。同社は前年同期比106.1%増となる2010万台を出荷した。市場シェアはこの1年間で8.5%伸びた。vivoは16.7%で2位。同社の出荷台数も同101.1%増の1920万台と飛躍した。

 一方、前年同期に1位だった小米科技(Xiaomi)はシェア8.7%で4位に転落。出荷台数も前年比42.3%減の1000万台と落ち込んでいる。

 IDCでは、中国のスマートフォン市場が第3段階を迎え、オンライン販売のシェアが安定し始めたと分析。小米科技はオンライン販売で急速に成長したが、最近では他社メーカーもオンライン販売に力を注いでおり、差異化が難しくなっている。一方、好調のOPPOとvivoについては、3~5級都市にかけての実店舗販売が好調で、マーケティング・広告活動も功を奏したと指摘している。(真鍋 武)