ソリトンシステムズ(鎌田信夫社長)は12月13日、移動無線センターが主導する次世代自営無線通信システム(PS-LTE)の実証実験に参画し、同社の「Smart-telecaster」を用いて構成されたPS-LTE映像中継システムに関して、技術評価を実施すると発表した。

 LTE方式は、現在日本では公衆通信だけで使われているが、今後は改良を加えて警察、消防、救急といった公共安全の分野に適用する、いわゆるミッションクリティカルな自営の無線システム「Public Safety LTE(PS-LTE)」としての展開が期待されている。こうした背景から、現在、主に官公庁向けにデジタルMCA無線サービスなどを提供している移動無線センターでは、今後適用するPS-LTEシステムの実用化を目指し、埼玉県と東京都の実験試験局で、その技術検証を開始した。

 PS-LTEでのリアルタイム映像中継の技術評価でソリトンシステムズは、その要となる方式技術として、同社が開発したSmart-telecasterを提供し、共同で技術評価を行う。同社では引き続き、新技術、新方式への対応を積極的に進め、その適用領域を拡大するとともに、利便性や性能の向上によりモバイル映像伝送のさらなる活用を促進していく方針。