海外ビジネス支援プラットフォームの「Digima~出島~」や「オフショア開発.com」、「BPOサービス紹介センター」を企画運営するResorz(兒嶋裕貴代表取締役)は11月9日、これまでに培ってきたビジネスノウハウやグローバルネットワークを活用し、日本最大級の海外ビジネスイベント「海外ビジネスEXPO 2016」を東京で開催した。

 「海外ビジネス」をキーワードに、すでに進出あるいは予定する企業、またインバウンド商品・サービスを手がける企業を対象に、さまざまな国のマーケット情報を提供する。出展ブースには、海外展開に必要不可欠な法律、会計や海外戦略策定に必要となる海外市場・消費者調査関連、プロモーション企画関連などの企業が並んだ。第二回目になる今回の展示会には50社が出展し計1329人が来場。また、海外駐在生活に欠かせないフリーペーパーなど、海外ビジネスで必要なあらゆる情報も展示した。

海外ビジネスEXPO 2016会場

 外務省が在外公館などを通じて実施した「海外進出日系企業実態調査」によると、2015年10月時点の海外進出企業拠点数は7万1129。前年同期比3.7%増の過去最多で、アジア地域が全体の70%を占めている。地理的な優位性のほか、生産拠点として低コストであることや堅調なGDP成長により、拡大するマーケットの開拓を目的に多くの企業が進出先にアジア地域を選んでいる。日本国内の少子・高齢化が進むなか、市場の縮小は避けられない。大手企業のみならず、中小企業も事業成長戦略の一つとして、海外進出に取り組み始めている。

日本アジアビジネス協会
髙尾 哲
理事長
 こういった市場を背景に、イベントではアジアへのビジネス展開やオフショア開発の活用、海外法務、貿易輸出、越境EC、海外販路拡大など、海外ビジネスに関連する幅広い内容をテーマにセミナーも開催された。日本アジアビジネス協会の髙尾哲理事長はアジア各国でビジネスを展開した経験から、現地で感じたことなど事例を交えながら「最新アジアビジネス情報」と題して講演した。「海外ビジネスには何を目的に何をやるべきかの構想を立てることが大事だ」とし、テストマーケティングやテスト販売を通じて、海外進出の足がかりを得ることが重要だと強調した。(鄭 麗花)