ソフトバンク・テクノロジー(SBT、阿多親市社長)は1月26日、日本郵船グループの情報システムを担うNYK Business Systems(NBS、班目哲司社長)に対して、日本郵船グループのコミュニケーション基盤をMicrosoft Office 365に移行するための支援をワンストップで提供し、セキュアなアクセス制御をクラウド上で実現する「ADFS on Cloud(AoC)」を構築したと発表した。

 NBSは、日本郵船グループの情報戦略の策定・推進や各社の業務システムの企画・開発・保守・運用、各種ユーザー支援などを担う情報システム会社。日本郵船グループの競争力強化が狙いで、従来まで利用していたNotesなどの既存システムに代わる新たなコミュニケーション基盤としてクラウドサービスのOffice 365への移行を決定した。

 移行に際しては、導入実績、初回導入期間へのコミットメント、運用サポートを含む支援体制の充実、移行対象システムのオールクラウド化、セキュアにユーザーとデバイスを管理してOffice 365にアクセスできるという条件に応える必要があったが、SBTではこれらの条件をすべてクリア。2015年4月から約6か月で、NBSを含む4社・約6000ユーザーを対象に、既存システムからメールとスケジュール管理機能の移行を実施し、16年12月時点で国内グループ企業を中心に1万8000ユーザーの移行を完了した。18年3月をめどに、海外を含む日本郵船グループ約200社、3万超のユーザーがOffice 365を利用する予定。

 SBTでは、引き続き、日本郵船グループのIT戦略を実現するクラウドパートナーとして、競争力強化につながるクラウド活用やコラボレーションツールの活用提案を行っていく方針。