セイコーエプソン(碓井稔社長)とエプソン販売(佐伯直幸社長)は2月7日、会計事務所の規模や会計業務体制により選択できるオールインワン・サーバー会計専用システム「INTER KX」シリーズの新製品として、重要な会計データを簡単・確実に高速処理を実現するネットワークモデル「MS9300」と、SSD搭載で高速化を追求したスタンドアロンモデル「MS5300」の2モデルを3月23日に発売すると発表した。

 新製品は従来機(MS9200、MS5200)と同様、「指紋認証システム」に対応しセキュリティを強固にしたモデルで、顧問先情報やマイナンバーの盗難、漏えいを防ぎ、安心して利用できる。ネットワークモデルのMS9300は、高性能のクアッドコアプロセッサ「Intel Xeon E3-1230v5 3.4GHz」を採用し、会計業務を高速・安定的にサポートする。メモリは、標準で8GBを搭載、最大32GBまで増設できるため、会計データ量増加やリモートアクセス拠点の増大、クライアント台数増加にも、柔軟な対応が可能となっている。

 ハードディスクは、高耐久性を実現する「SASハードディスク」を採用しており、データ更新などの高負荷な処理を安全に行うことができる。また、RAID1構成でホットプラグに対応することで、稼働中に障害が発生した場合でもハードディスクを簡単に交換できるため、会計業務を止めずに復旧作業が行える。さらに、バックアップ装置には、高速RDX(リムーバブルディスク)を採用し、上限400GBまでの大容量データのバックアップが可能。帳票の電子化などにより、データ容量が増えた場合にも安心して利用できる。 

 スタンドアロンモデルのMS5300は、第4世代CPU「Intel Core i7」の高性能プロセッサを搭載、ハードディスクは高速・省電力を実現する256GBのSSDを2台使用したRAID1構成を採用し、稼働中の1台に障害が発生した場合でも、データを失うことなく復旧作業が行える。さらに、メモリは従来機(MS5200)の2倍となる8GBを標準搭載し、高速処理や複数アプリケーションの同時起動時での安定動作を実現する。

 税別価格は、MS9300が290万円から、MS5300が150万円。同社では、今後1年間で約1000台の販売を予定している。