パートナーとともに成長を目指す

 インフォテリア(平野洋一郎社長/CEO)は5月16日、パートナー向けイベント「ASTERIA Partner Meeting 2017」を開催し、17年度(18年3月期)以降のビジネス方針を説明した。

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平野洋一郎
社長兼CEO

 平野社長は、ビジネスが好調に推移していると語る一方で、「これで満足しているわけではない」とも話し、「ASTERIAだけでなく、そのまわりのエコシステムをつなぐ製品を展開していきたい」と方向性を示した。その一つとして、以前から提供しているタブレット端末向けコンテンツ管理システムの「Handbook」と、それに加えて、今年2月から提供しているIoT活用モバイルクラウド基盤「Platio」、6月に提供を開始する予定のエッジコンピューティング基盤「Gravity」という二つのIoT製品を紹介した。

 また、インフォテリアは今年、「これからは機能中心ではなく、デザインが重要になっていく」との考えのもと、ロンドンとシアトルに拠点を置く英国のデザイン戦略コンサルティング会社のThis Placeを買収している。今回の買収により、さらなる価値提供を見据えてデザインを洗練させていくとともに、両拠点にオフィスを構え、製品展開を行っていく考えを示した。
 
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熊谷 晋
ASTERIA事業本部
本部長

 続いて登壇した熊谷晋・ASTERIA事業本部本部長は、ASTERIAビジネスの昨年度の業績を振り返るとともに、今年度のビジネス展開について説明。熊谷本部長は、中小規模の企業・組織向け製品「ASTERIA WARP Core」のリリースにより、従来ターゲットとしてきた大・中堅企業から、カバーできる範囲が広がったと説明した。今後、ASTERIAを、「業務の自動化、生産性改革に寄与するようなところを狙ってつくられている製品。これからは“ビジネスプラットフォーム”として展開していく」と意気込んだ。

 なお、当日は、16年のASTERIAビジネスに貢献したパートナー企業を表彰する「ASTERIA Partner AWARD 2016」の表彰式も行われた。
 
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ASTERIA Partner AWARD 2016の受賞者が登壇

 年間販売実績第1位の企業に贈られる「Partner of the Year 2016」は、パナソニック インフォメーションシステムズが昨年に続いて受賞した。また、年間販売実績第2位の企業に贈られる「Excellent Partner 2016」は、SCSKが受賞。このほか、「Project Award 2016」に横河ソリューションサービス、今年度から新設された「Contribution Award 2016」には、JSOL、アーティサン、信興テクノミストの3社が選ばれた。(前田幸慧)