IDC中国(霍錦潔総裁)が発表した2016年の中国企業向けアプリケーション(EA)ソフトウェア市場規模は、42億3100万米ドル(285億8500万元)だった。前年比成長率は7.6%にとどまった。

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 ベンダー別の売上高シェアでは、SAPがシェア10%で1位を獲得。次いで、用友網絡科技、金蝶、浪潮、オラクルが名を連ねた。上位5社の合計シェアは市場全体の32%を占めた。

 一方、IDC中国は16年~21年までの年平均成長率(CAGR)を11.3%と予測。とくに、クラウド分野の成長は著しく、企業向けSaaS市場の年平均成長率は26%を見込む。「伝統的なEAソフトウェアと比べて6~7倍の成長率となる」という。

 なお、中国工業和信息化部(工信部)が今年4月に発表した「クラウドコンピューティング発展三年行動計画(2017-19年)」では、19年の中国クラウド産業規模を15年の3倍弱に拡大させる野心的な目標を掲げている。(真鍋 武)