「AEDAN」で働き方改革を推進へ

 アシスト(大塚辰男社長)が、企業の働き方改革を促進する取り組みに力を入れている。中心になるのは、ディシジョン・オートメーション・プラットフォーム「AEDAN~Ashisuto Enterprise Decision AutomatioN~」だ。

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佐藤彰広
東日本技術本部
情報基盤技術統括部
プログレス推進部
課長

 同社は、今年3月にAEDANを発表した。目的は「企業のビジネスプロセスのデジタル化」と「人による判断の自動化」の二本柱。人の判断の自動化まで含めた理由について、同社の佐藤彰広・東日本技術本部情報基盤技術統括部プログレス推進部課長は、「一部の業務を自動化しても、長時間労働の削減は期待できない。しっかりとした効果を得るためには、人の判断も平準化しなければならない」と説明する。

 佐藤課長によると、人の業務は、PC操作などの手作業の割合が全体の20%を占める。残り80%は、請求書のチェックなど、人の頭で考えている業務が多いという。

 同社は、世界40か国以上で導入実績があり、高い分析能力や検証能力を備える米国の推論型AI(人工知能)「Progress Corticon」をAEDANの核に設定。誤請求防止や資産運用モニタリングといった特定業務向けのソリューションのほか、システム開発の超高速化が期待できる内製パックを提供してきた。
 さまざまな製品を市場に投入するなか、同社は、発注の受付や顧客管理、リスト化、データ収集・整理、チェックなどの一連の業務を自動化できる「AEDAN 自動化パック」を新たに開発。本格的に提供を始める方針を決めた。

 AEDAN 自動化パックは、Progress Corticonのほか、ソフトウェアの「ROBO WARE」やノンプログラミング開発ツール「DataSpider Servista」を活用。RPAだけでは届かないところまで自動化の範囲を広げられるため、佐藤課長は「本当の意味での自動化が実現できる。RPAを諦めた企業にもう一回、チャレンジしてもらいたい」と自信をみせる。(廣瀬秀平)