謝敷社長ら200人が参加

【上海発】新日鉄住金ソリューションズ(NSSOL、謝敷宗敬社長)は11月23日、中国の現地法人である新日鉄住金軟件(上海)(NSSOL上海、五味隆総経理)の設立15周年式典を開催した。日本から謝敷社長を含む上層部約20人がこの日のために訪中したほか、現地からは取引先の関係者に加え、在上海日本国総領事館の片山和之総領事、日本貿易振興機構(JETRO)上海事務所の小栗道明所長、上海日本商工クラブの村上宏理事長(上海住友商事総経理)などが出席。200人規模の盛大な式典となった。(上海支局 真鍋 武)

 NSSOL上海は2002年10月に設立。上海を本拠地として、深セン、大連、武漢と拠点網を広げ、日本向けのオフショア開発と、現地の日系企業を中心とするITサービスの両輪で事業を展開してきた。システムの設計から開発、保守、運用までの一貫したサービス体制を整備。14年には、中国市場でクラウドサービス「absonnne for China」の提供を開始したほか、15年には業務機能テンプレート群「NS BizBooster」を発売。16年度売上高は約1億4000万元で、設立時に5人だった人員数は、190人規模にまで拡大している。
 
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謝敷宗敬 社長

 式典で挨拶した謝敷社長は、中国市場について、「最近の経済発展とそれを支えるITの展開には、まさに目を見張るものがある」と述べ、11月11日(双11)の大規模ECセールやスマートフォンを活用したフィンテック、自転車シェアリングなどを挙げつつ、「技術の先端性はもちろんだが、社会で活用されるスケールにおいても(中国は)世界のトップレベルにある」と説明。そのうえで、NSSOL上海の今後について、「2つの(事業)軸をますます強化していくことはもちろんだが、中国発のテクノロジーやサービスをアジアや日本に、皆さまと一緒になって展開し成長していきたい」と抱負を述べた。同社の五味総経理は、今後の事業拡大に向けた戦略のひとつとして、IoTソリューションなどの中国で開発した製品を日本やアジアで販売する“リバース・イノベーション”を掲げている。