18年には日本で100%の成長を

 バックアップ/リカバリ関連の製品・サービスを提供するヴィーム・ソフトウェアは、安心して利用できるIT環境の実現を目的に、セミナー・イベント「VeeamON Forum」を世界各地で開催している。東京では、11月16日に開催。定員250人のところ、約300人が来場するほど盛況だった。

201712111533_1.jpg

ショーン・マクレガン
アジア太平洋・日本担当
シニア・バイス・プレジデント

 イベントに合わせ来日した米ヴィーム・ソフトウェアのショーン・マクレガン・アジア太平洋・日本担当シニア・バイス・プレジデントは、顧客、パートナーを取り巻くIT市場について「IT史のなかで、今もっとも速く変化が進んでいる。この変化に適応できず、消滅してしまった企業もある」と話し、企業にとって変化に対応することが重要であるとした。

 また「ユーザーはダウンタイムに対する忍耐力が下がった」という表現を用い、ダウンタイムは企業の信頼を落とすため、「アベイラビリティ、継続性が非常に重要になっている」と説明した。

 このような時代のなかで、ヴィーム・ソフトウェアは、「顧客がデジタルトランスフォーメーションを起こす、その動きを助ける役割を担っている」(マクレガン・シニア・バイス・プレジデント)という。さらに、顧客をサポートするため、さまざまなアプリや多種多様なデータ、あらゆるクラウドに対して、アベイラビリティを確保しようと取り組んでいる。こうしたビジネス上の課題を解決できるテクノロジーに加え、すぐれた販売パートナーがいたことがヴィーム・ソフトウェアの成長を急速に促進させたという。

 日本市場のパートナーとして、日本ヒューレット・パッカード(HPE)とシスコシステムズの2社がある。HPEはヴィーム・ソフトウェアのソリューションを自社の製品ラインアップに組み込み、ワンストップで販売・提供している。また、マルチベンダーの環境にありがちなリスクを軽減するために互換性の検証を実施している。

 一方、シスコシステズは、ヴィーム・ソフトウェアと2014年よりグローバルでのアライアンスを開始。ヴィーム・ソフトウェアのソリューションを、シスコの認定ソリューション・事前検証済みデザインとして、設計ガイド・設定情報をウェブサイトに公開している。

 マクレガン・シニア・バイス・プレジデントは、「仮想化およびクラウドがインフラの主流となる時代で、1社でできることは限られている。アライアンスにより、パートナーのサーバーやストレージと当社の製品の連携を深めていくことに注力する。また、アライアンスを強化したことで日本での案件が増えている。さらに、オンプレミスからクラウドに移行するケースも増えつつある。こうした背景もあり、18年には、日本市場は100%の成長が見込める」と語った。(山下彰子)