中国ネットワーク機器大手の中興通訊(ZTE、殷一民董事長)が2月1日に発表した2017年通期(1~12月)業績速報は、売上高が前年比7.49%増の1088億2035万元、営業利益が同473.23%増の66億8128万元だった。純損益は45億5378万元となり黒字転換した。

 17年は、グローバルの通信キャリアによるネットワーク設備への継続的な投資や、海外でのスマートフォン販売の強化、政府・企業市場の積極的な開拓によって、通信キャリア、消費者、政府・企業向けの主要3事業が成長し、売上高が伸びた。

 中興通訊は、米国の輸出規制・制裁に関して17年3月に同国政府と和解。規制に違反したことを認め、制裁金8億9200万米ドルの支払いに合意し、特別損失を計上した関係で、16年度は赤字となっていた。(真鍋 武)