【上海発】東芝デジタルソリューションズの中国現地法人である東芝信息系統(瀋陽)(北川浩昭 董事長総経理)は、深セン事務所を3月に開設する。華南地域の製造業を開拓することが狙い。数人体制で始動し、1年後には分公司(支店に相当)化も検討していく。

 中国では、製造業の高度化を目指す国策「中国製造2025」が推進されており、IoTやAIなど、次世代ITの活用に向けた機運が高まっている。とくに、華南地域は世界有数の製造業集積拠点として知られ日系企業も豊富。人件費高騰を受けて、中国の製造拠点をタイやインドネシアなどの東南アジア地域に移転する日系企業もあるが、国内向けの製品販売が好調な企業などでは、引き続き中国への投資を拡大する動きがみられる。

 東芝信息系統(瀋陽)は、東北地域の顧客開拓を瀋陽本社、華北・華東地域を上海分公司が担っているが、華南地域はこれまで十分にカバーできていなかった。今回の事務所開設を通じて営業機能を強化し、日系製造業を中心に開拓していく。(真鍋 武)