ワークフロー機能を強化

 ソフトブレーン(豊田浩文社長)は、エイトレッド(稲瀬敬一社長)と業務提携し、ソフトブレーンのCRM/SFA「eセールスマネージャーRemix Cloud(eセールスマネージャー)」のワークフロー機能の強化を目的に、クラウドアプリケーションプラットフォーム「ATLED Work Platform」を採用したことを明らかにした。今年11月に提供を予定している。

201804262007_1.jpg

小田健太
執行役員
開発本部長

 eセールスマネージャーにはもともと、簡易的なワークフロー機能を搭載していたほか、必要に応じてワークフローを専門とする企業と連携して提案などを行っていた。ソフトブレーンの小田健太・執行役員開発本部長は、「(eセールスマネージャーを)営業部門だけでなく、全社で情報共有が可能なツールとして利用してもらいたい」という考えがあったといい、そのためのワークフロー機能として、「情報が分断されることなく、シームレスにつながったワンシステムで提供したい」との背景があったと話す。

 そこで採用したのが、エイトレッドのATLED Work Platform。ワークフロー機能が搭載されたクラウドアプリケーションプラットフォームで、ワークフローエンジンと、それに連携するアプリケーション開発・実行環境などがセットで提供されている。「ユーザーの使い勝手を考えると、OEMで製品に組み込んで一機能として使えるのが一番いいと考えた」と小田執行役員は説明する。

 eセールスマネージャーへのATLED Work Platformの採用により、CRM/SFAの顧客情報や営業案件・活動情報などのデータをもとに、見積書などの各種申請業務をスムーズに行うことが可能。スマートフォンを利用して、外出先での申請・承認もできるようになる。小田執行役員は、「とくに仕入れて販売する購買部門との連携など、見積もりの承認にあたって他部門にまたがった手続きが必要なときには強力に効果を発揮する。また、中小企業にとっては、見積書を簡単に出せるということにも需要があるだろう」と、今回の連携のメリットを語る。

 eセールスマネージャーの今後の方向性として、営業部門だけでなく、他部門でも使えるためのソリューションとして、カバー範囲をより拡大していく方針。また、営業人員の多い金融や不動産、製薬業界といった特定業種向けの製品展開も強化していく。さらに、中堅・中小企業向けの拡販にも力を入れる。これについては、昨年12月に提供を開始した中小企業専用版「eセールスマネージャーRemix MS」も含めて訴求していく考えで、「情報システム担当者がいないところでも使いやすいシステムだ」と、小田執行役員はアピールする。(前田幸慧)