New Relic(小西真一朗代表取締役)は10月10日、可観測性プラットフォーム「New Relic One」の新機能の国内提供を10月15日に開始すると発表した。
New Relic Oneは、世界で初めての可観測性プラットフォームとして、新たに3つのイノベーション「OPEN」「CONNECTED」「PROGRAMMABLE」を日本のユーザーに利用できるようにする。これにより、導入企業はアプリケーションやインフラにとどまらず、あらゆるテレメトリデータの収集をすることができ、AIによる問題解決機能や自由なダッシュボードの開発機能を新たに利用することができる。
CONNECTEDカテゴリーでは、「New Relic AI」と「Logs in Context」を提供する。Logs in contextでは、障害や遅延が発生している箇所から事象を遡りログを検索することが可能となった。膨大なログから何かを探し出すことなく素早く問題の背景を明らかにできる。
Customer Journeys
New Relic AIは、インシデントデータを自動で収集、集計、順位付けする相関分析エンジンがデータノイズを消去することで、平均復旧時間(MTTR)を大幅に短縮する。アラートのノイズを80%以上減らすことが可能となる。さらに、ユーザーのPagerDutyのアカウントと密に連携し、障害が発生した際に、その背景やアノーマリ検出(異常値検出)など先見性の高いクリティカルな情報をSlackのチャネルに直接配信する。現在はベータ版での提供となる。