PHP技術者認定機構(吉政忠志代表理事)は、「ウェブ・セキュリティ実務知識試験(通称:徳丸実務試験)」を2021年6月をめどに本試験を始める。今年12月に開催予定のイベント「PHPカンファレンス2020」で正式に発表する。21年1月をめどに徳丸実務試験のβ版を公開。幾度かのベータ試験を経たのち本試験をスタートさせる予定だ。ウェブ・セキュリティに詳しいEGセキュアソリューションズ代表取締役の徳丸浩氏が監修する。

吉政忠志 代表理事

 ウェブアプリケーションの多くはPHP言語が使われていることから、PHP技術者認定機構では、「セキュリティの基礎や実務の確かな知識を身につけることを重視」(吉政代表理事)。今年7月に、ウェブセキュリティの基礎を理解する「ウェブ・セキュリティ基礎試験(徳丸基礎試験)」をスタートし、初年度の受験者数は1000人程度を見込んでいる。基礎試験がプロジェクトマネージャーや設計者を主な対象としているのに対し、新しく始める実務試験ではプログラミングを担当する技術者の受験を想定。より実践的、具体的な内容になる予定。
 
監修を担当する 徳丸 浩氏

 『体系的に学ぶ安全なWebアプリケーションの作り方』(SBクリエイティブ )の著者で、基礎・実務の監修を担当する徳丸浩氏は、「第一線級の技術者でも、ことセキュリティに関しては知識のバラツキがある」と指摘。試験では原理や仕組みに焦点を当て、理解の促進に役立つようにしている。(安藤章司)