ニフティは11月26日、ディノス・セシールのセシール事業を吸収分割の手法により承継する会社「新セシール」の株式のすべてを取得し、同社の子会社とすることに関して、ディノス・セシールと株式譲渡契約を結んだと発表した。


 インターネットサービス事業を展開するニフティグループは、17年4月のノジマグループ入り以降、コンシューマ向けのサービス提供を中心とする新たなニフティとして事業構造の改革を推進してきた。構造改革にともなう成果により、事業基盤の安定化が進んできたことから、今年度から事業拡大フェーズとしての展開に注力している。

 セシールは、シニア女性層を中心とする全国規模の顧客を抱え、インナーをはじめ幅広い生活用品分野を展開する、日本の老舗総合通販ブランドとして知られており、顧客の声を生かした商品開発に定評がある。現在、カタログ通販を主軸とする事業展開のなか、これまで蓄積してきたノウハウを生かしたEC領域の強化を推進していく。

 今回、ニフティグループに新セシールを利用する顧客が加わることで、同社グループが展開する安心・安全なインターネットサービスを提供できる顧客層の拡充を図る。また、新セシールが展開する事業を取り込むことで、同社グループのEC領域の事業展開を加速し、顧客の生活を豊かにするためのサービスを拡充する。

 今後は、ニフティグループが長年培ってきたインターネット領域のノウハウを活用することで新セシールの事業構造改革への取り組みを進める。同社グループは、新セシールと一体となって、安心・安全で顧客の生活を豊かにするサービスの提供を通じ、顧客に最も近く、さらに信頼されるインターネットサービス事業者を目指していく。