MSDは、環境センサーによる「換気の悪い密閉空間」を改善するための環境情報可視化ソリューションをリリースした。

環境情報可視化ソリューション

 COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響によって、「三つの密」(密閉、密集、密接)回避行動が推奨され、商業施設などでの換気の悪い密閉空間を改善するための換気についてガイドラインに基づく運用が求められている。そこで今回、MSDでは、TDKの提供する環境センサーSilmee L20を用いて、継続的にCO2濃度を監視、換気情報を可視化するソリューションを開発した。

 施設内に環境センサーを設置して、モニタリングデータをタブレット端末やデジタルサイネージで表示することで可視化し、アラートに応じて換気を行うなど、換気の悪い密閉空間の改善をサポートする。また、モニタリングデータをデジタルサイネージなどで施設利用者に開示することで、施設が良好な状態にあることをアピールすることが可能となる。

 主な機能は、CO2濃度検知に加えて、人感センサーによる施設の混み具合を検知し、三密回避をサポートするほか、気温、湿度、気圧、照度、UVなどの計測も可能となっている。

 施設内で電源を確保し、環境センサーを置くだけでの簡単に導入できる。壁や天井への設置も可能。通信環境は、Wi-Fi、有線LAN、LTE通信回線に対応している。

 MSDは、すでに都内の飲食店に同システムを納入・運用を進めている。同施設では、ウェアラブルデバイスSilmee W22を従業員に配布し、バイタルデータをモニタリングして、急な体温の上昇などの感染リスクに対応したサポートもあわせて行っている。