ネットワールドは3月11日、クララオンラインがユーザーのマルチクラウド活用支援を強化するために、ネットワールドが提供するSaaSマルチクラウド管理ツール「CloudHealth by VMware」(CloudHealth)を採用したと発表した。

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 これによって、クララオンラインはマネージドサービスを拡充するとともに、パブリッククラウド契約ユーザーに対してCloudHealthを利用できるアカウントとマネージドサービスをセットにしたクラウド最適化ソリューション「Cloud OPT」を提供する。

 クララオンラインでは、MSP(マネージドサービスプロバイダー)として、企業のクラウド活用の推進に取り組んできた。今回、CloudHealthを採用することで、マルチクラウド環境から収集した情報を複数のクラウドをまたがってグルーピングして単一のダッシュボードに可視化。未使用の仮想マシンや不要なディスクなどを的確に把握した上で、リソースとコストを最適化するために説得力のある提案が可能となり、運用支援の幅を広げることができた。また、最初から各種機能が揃っているCloudHealthは導入が容易で、各機能の検証を含めて約3カ月でCloud OPTサービスをリリースした。

 Cloud OPTは、AWSなどのパブリッククラウドを、CloudHealthのアカウントとマネージドサービスをセットにして提供するクラウド最適化ソリューション。ユーザーは、CloudHealthのコスト削減レコメンド機能や、セキュリティ、ガバナンスの管理など各種機能を限定なく自由に利用でき、複数のクラウドサービスの管理が容易になる。また、CloudHealthの情報に基づき、リソース、コストを削減、最適化するために、クララオンラインが的確なコンサルティングやアドバイスも行う。

 ネットワールドでは、CloudHealthに関して、19年にVMwareとMSP契約を結んでおり、技術支援のノウハウを蓄積してきた。今回、Cloud OPTサービスでのCloudHealthのアカウントの権限管理の検討、パブリッククラウドごとの利用料金の算出・設定などで、ネットワールドの支援が高く評価された。また、ITインフラの変化が加速し新たな課題が現れるなか、次々と登場する最新のソリューションの提案という点でもネットワールドに期待している。

 クララオンラインは、既存のAWS利用者にCloud OPTの提供を開始しており、今後、ほかのパブリッククラウドサービスに順次対応する計画。また、ホスティングサービス利用者や新規顧客に対してもマルチクラウドの管理ツールとしてCloudHealthを提案していく。