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日立製作所 米子会社のグローバルロジックが日本市場に参入 22年度にサービスの提供を開始
2021/09/30 16:00
週刊BCN 2021年10月04日vol.1893掲載
日立製作所は9月28日の説明会で、米国子会社のグローバルロジックが日本市場に参入すると発表した。日本市場でのデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に向けて両社で協創を開始した。2022年度にサービス提供を開始する。
両社は、プロジェクト第一弾として、日立のストレージ事業のクラウドベースの「as a Service」ビジネスモデルの強化に取り組み、両社の強みを融合したサービスメニューを整備する。
これまでにグローバルロジックの海外5拠点と、日立のLumada Innovation Hubを接続し、ストレージ事業を題材にしたワークショップを共同開催。ビジョンや顧客価値の検討、課題の整理を進め、アーキテクチャーの検討に着手した。
日立の理事を務める熊崎裕之・日立グローバルデジタルホールディングスDeputy CEO兼CSO/日立ヴァンタラCSOは、今後のプロジェクトについても言及したが、詳細については「内部の情報なので現在は話せないが、ストレージに限ったことではない」と述べるにとどめた。
日立の加治慶光・Lumada Innovation Hubシニア・プリンシパルは「グローバルロジックの特徴であるエクスペリエンスデザインとエンジニア力、チップからクラウドまでの開発力に、日立の国内市場の経験やLumada Innovation Hubがもともと備えていたエクスペリエンスデザインのケイパビリティ、日立が長い歴史の中で培ってきたOTのドメインナレッジを組み合わせることで、さらに洗練されたDXのプロセスをお届けできるようになる」と協創の意義を説明した。
さらに、日立が約1兆円でグローバルロジックの買収を完了した今年7月以降、両社で情報交換を続けてきたことを紹介し「お互いに何が得意か大まかに分かってきた。今後は実際のプロジェクトに向け、協創プロセスの融合を進める」と語った。(齋藤秀平)
日立製作所は9月28日の説明会で、米国子会社のグローバルロジックが日本市場に参入すると発表した。日本市場でのデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に向けて両社で協創を開始した。2022年度にサービス提供を開始する。
両社は、プロジェクト第一弾として、日立のストレージ事業のクラウドベースの「as a Service」ビジネスモデルの強化に取り組み、両社の強みを融合したサービスメニューを整備する。
これまでにグローバルロジックの海外5拠点と、日立のLumada Innovation Hubを接続し、ストレージ事業を題材にしたワークショップを共同開催。ビジョンや顧客価値の検討、課題の整理を進め、アーキテクチャーの検討に着手した。
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