KDDIはデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を支援するビジネスを強化した。同社はDX支援などをメインとした「NEXTコア事業」の拡大に注力しており、2021年度(22年3月期)第1四半期の同事業の売上高は前年同期比で18%増と好調に推移した。この流れを加速させるために、セキュリティ、リカーリングビジネス、5Gでそれぞれ新たな取り組みを開始することを明らかにした。通信をメインとした「コア事業」と合わせた法人事業全体の21年度の売上高は1兆200億円を見込んでおり、そのうちNEXTコア事業の売上高を3割超まで引き上げたい考えだ。(岩田晃久)
 

 NEXTコア事業は、社内業務をはじめとした働き方を支援する「コーポレートDX」、既存ビジネスのデジタル化を支援する「ビジネスDX」、データセンターなどの「事業基盤サービス」の三つの領域から成る。同社の森敬一・取締役執行役員専務ソリューション事業本部長は「コーポレートDXとビジネスDXは新しい領域としてビジネスを加速させている。両事業の今年度売上高は前年度比で20%超の成長率となる見込みだ」と手ごたえを語った。
 
森敬一取締役(左)と藤井彰人執行役員