ニューリジェンセキュリティは4月21日、SaaS型のクラウドセキュリティ運用支援サービス「Cloudscort(クラウドスコート)」の提供を開始した。各パブリッククラウドが標準提供するセキュリティ機能を自動で運用する。当面は、パートナー経由で販売する。売上目標は2024年度までに10億円とした。
 
左からラックの西本逸郎社長、ニューリジェンセキュリティの大野祐一社長、
NRIの竹本具城・専務執行役員、NRIセキュアの柿木彰社長

 同社は、野村総合研究所(NRI)とラックが資本業務提携を結び出資比率は50:50で設立した新会社。NRIとNRIセキュア、ラックの3社が培ってきた知見や技術を用いてクラウド環境へのセキュリティサービスを提供する。大野祐一社長は「何よりもスピードを重視していく」と語り、アジャイル開発によるサービスの早期提供などに注力する方針を示した。

 Cloudscortは、「Amazon Web Services(AWS)」「Oracle Cloud Infrastructure」「Microsoft Azure」「Google Cloud Platform」の四つのパブリッククラウドに対応する。これらパブリッククラウドが標準提供するWAF(Web Application Firewall)、CSPM(Cloud Security Posture Management)、脆弱性管理といったセキュリティサービスの運用を、脅威インテリジェンスを活用しながら、AIにより自動化する。価格は個別見積もりとなるが、自動運用により人的リソースが不要なことから「専業のセキュリティベンダーが提供するフルサポートの監視運用サービスと比べコストパフォーマンスがいいサービスだ」(大野社長)という。