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TXOne Networks Japan 日本法人設立し国内市場に参入 パートナー施策と直販の強化で製造業開拓
2022/08/25 09:00
週刊BCN 2022年08月22日vol.1935掲載
産業制御システム向けのセキュリティ製品を手掛ける台湾のTXOne Networks(TXOne)は、日本法人TXOne Networks Japan(TXOne Japan)を設立し、国内市場に本格参入した。8月9日の事業戦略説明会では、パートナー施策と直販体制の強化を図り製造業へのアプローチを強化する方針を示した。
TXOneは、トレンドマイクロと台湾の産業用ネットワーク機器メーカーのMoxa(モクサ)による合弁会社で、設立は2019年6月。産業向け次世代ファイアウォールやIPSで構成する「Edgeシリーズ」、エンドポイントプロテクションの「Stellarシリーズ」などを展開。現在、グローバルで1200社以上に利用されているという。TXOneのテレンス・リュウCEOは「当社は、OTのミッションクリティカルな領域を保護することに注力している世界初の会社だ」と説明した。
パートナー施策では、トレンドマイクロのパートナーエコシステムを活用していくとした。加えて、コンサルティングファームやOT分野に知見を持ったパートナー、産業機器ベンダーといった新規パートナーの開拓も行う。既に三菱電機や横河電機、オムロンといった企業との連携を進めているという。TXOne Japanの近藤禎夫社長は「日本ではパートナー戦略が極めて重要となるため、積極的に協業強化を図る」と力を込めた。
直販では、自動車や半導体といった製造業や重要インフラへのアプローチを強化する。「お客様の抱える特有の課題に対して製品やソリューションを開発、提供していく」(近藤社長)とした。
そのほか、サプライチェーン攻撃が増加していることから、最新のセキュリティ技術や海外の事例、リサーチチームによる研究成果といった情報発信にも注力していく予定だ。
近藤社長は「OTセキュリティ分野のリーディングカンパニーになることを目指す。日本法人の売上高は来年、再来年と倍増させる」と抱負を述べた。
産業制御システム向けのセキュリティ製品を手掛ける台湾のTXOne Networks(TXOne)は、日本法人TXOne Networks Japan(TXOne Japan)を設立し、国内市場に本格参入した。8月9日の事業戦略説明会では、パートナー施策と直販体制の強化を図り製造業へのアプローチを強化する方針を示した。
TXOneは、トレンドマイクロと台湾の産業用ネットワーク機器メーカーのMoxa(モクサ)による合弁会社で、設立は2019年6月。産業向け次世代ファイアウォールやIPSで構成する「Edgeシリーズ」、エンドポイントプロテクションの「Stellarシリーズ」などを展開。現在、グローバルで1200社以上に利用されているという。TXOneのテレンス・リュウCEOは「当社は、OTのミッションクリティカルな領域を保護することに注力している世界初の会社だ」と説明した。
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