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Restartz 飲食店向けのオペレーション管理アプリをリリース 省人化で店舗の経営を支援

2022/11/08 16:31

 インフォマートと串カツ田中ホールディングスの合弁会社であるRestartz(リスターツ)は11月4日、飲食店向けの店舗オペレーション管理アプリケーション「V-Manage」の提供を開始したと発表した。業務効率化や省人化を実現し、店舗の経営を支援していく方針。

箱崎竜太郎代表取締役

 V-Manageは、飲食店の開店から閉店まで、タイムスケジュールに合わせて一連の業務工程を確認、管理できる。アプリ上で店長からスタッフへの指示が出せるほか、ダッシュボード機能によってエリアマネージャーが店舗情報を把握し、改善に向けて指導することもできる。

 飲食店では、店にいるアルバイトだけが仕事が回らず、結果として店長が長時間労働しなければならないという課題がある。串カツ田中の3店舗で4カ月間、V-Manageの実証実験をした結果、約2カ月で店に店長がいなくても業務を進められるようになったという。

 1店舗ごとに月5000円で提供する。2023年度に70社、1100店舗への導入を目指す。RestartzはV-Manageの開発・運営を担い、インフォマートは販促や販売などに取り組む。

 同日の発表会で箱崎竜太郎代表取締役は「インフォマートと話し合ったが、十分達成できる目標だと思っている」と話し、目標達成に意欲を示した。(大向琴音)
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