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エプソン販売が中速機「LMシリーズ」をサブスク方式で投入、省エネ性能でオフィスに焦点

2022/11/24 16:00

週刊BCN 2022年11月28日vol.1947掲載

 エプソン販売は、月額定額でカラーインクジェット複合機が使える「エプソンのスマートチャージ」の製品ラインアップに毎分40~60枚のA3対応の中速機「LMシリーズ」3機種を加える。スマートチャージシリーズで中速機を投入するのは今回が初めて。料金は月額3万5000円(税別)からで、販売開始は2023年2月上旬を予定している。主な販売対象は複合機の主戦場である一般オフィス市場。競合他社のレーザープリンタ方式に比べて、大幅に消費電力が少ないインクジェット方式の強みを生かして顧客企業の脱炭素や環境経営の需要に応え、オフィス市場でのシェア拡大を狙う。
(安藤章司)

 エプソンのスマートチャージは、いわゆる月額定額で使えるサブスクリプション方式で、14年のサービス開始以来、毎分25枚の低速度帯と毎分100枚の高速度帯を投入してきた。低速機は中小事業所や現場で使うプリンタとして販売が進み、高速機は学校向けの料金プランと組み合わせ、文教市場でシェアを獲得してきた。しかし、複合機の一大市場である一般オフィスのボリュームゾーンは毎分40~60枚とされ、スマートチャージではオフィス需要の大きい中速機は投入してこなかった経緯がある。

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外部リンク

エプソン販売=https://www.epson.jp/company/esj/