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Splunk Services Japan、シスコとの連携で製品、機能拡充が進む 野村社長「イノベーションが加速している」
2024/07/18 09:00
週刊BCN 2024年07月15日vol.2022掲載
Splunk Services Japanは7月1日、記者会見を開き、5月に米国で開催された年次イベント「.conf24」を総括した。米Cisco Systems(シスコシステムズ)による米Splunk(スプランク)の買収が完了したことで、両社の連携が進み製品と機能拡充が大幅に進んでいるとした。野村健社長は「知見や技術が強化されたのに加えて、投資も増えたことでイノベーションが加速している」と手応えを示した。
.conf24において、シスコシステムズのチャック・ロビンス・会長兼CEOは、スプランクの方向性について言及。「スプランクのロードマップやコミュニティーに変更はない。スプランクがやってきたことを台無しにはしない」と述べ、スプランクの事業を継続させることを明言したほか、両社の知見を生かした製品開発を進めるとした。野村社長は「セキュリティー、オブザーバビリティー、プラットフォーム、AIの四つの領域でさまざまな製品を提供する」と述べた。
記者会見では、セキュリティーとオブザーバビリティー分野の新機能を紹介した。セキュリティーでは、SIEM(Security Information and Event Management)製品「Splunk Enterprise Security」に生成AIアシスタント機能「AI Assistant in Enterprise Security」を追加。インシデントの調査と対処の方法をAIに尋ねられるため、セキュリティー運用者の業務負荷を軽減できるとした。
オブザーバビリティーでは、シスコのアプリケーションパフォーマンス管理製品「AppDynamics」とスプランクの「Splunk Observability Cloud」がプラットフォーム上で連携し、監視領域を拡大したほか管理も容易になったという。
野村社長は国内の販路について「それぞれのパートナーは、資格を取得して販売しているため、当面は現状の体制を維持する。将来的なことは検討している段階だが、国内市場に合ったパートナー制度に統合していきたい」と抱負を語った。
(岩田晃久)
Splunk Services Japanは7月1日、記者会見を開き、5月に米国で開催された年次イベント「.conf24」を総括した。米Cisco Systems(シスコシステムズ)による米Splunk(スプランク)の買収が完了したことで、両社の連携が進み製品と機能拡充が大幅に進んでいるとした。野村健社長は「知見や技術が強化されたのに加えて、投資も増えたことでイノベーションが加速している」と手応えを示した。
.conf24において、シスコシステムズのチャック・ロビンス・会長兼CEOは、スプランクの方向性について言及。「スプランクのロードマップやコミュニティーに変更はない。スプランクがやってきたことを台無しにはしない」と述べ、スプランクの事業を継続させることを明言したほか、両社の知見を生かした製品開発を進めるとした。野村社長は「セキュリティー、オブザーバビリティー、プラットフォーム、AIの四つの領域でさまざまな製品を提供する」と述べた。
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