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BlackBerry Japan、「CylanceMDR Pro」を発売 XDRと運用をパッケージで提供
2024/10/10 09:00
週刊BCN 2024年10月07日vol.2032掲載
BlackBerry Japanは9月25日、マネージドXDR(Extended Detection and Response)サービス「CylanceMDR Pro」を発売した。他社セキュリティー製品にも対応するXDR機能と、運用を行うMDR(Managed Detection and Response)サービスをパッケージで提供し、顧客が容易にセキュリティー強化を図れるようにした。
CylanceMDR Proに搭載されるXDR機能は、300以上のサードパーティー製品と連携しており、エンドポイント、ネットワーク、SaaSなどの環境からログを収集できる。既存のセキュリティー製品を入れ替えたり、システム環境を変更したりすることなく導入が可能だという。収集されたログは、マルウェアの解析などに強みを持つ「Cylance AI」で相関分析して脅威を検出する。
検出された脅威の対応を行うアナリストについて、Cybersecurity事業本部セールスエンジニアリング部の池田企・シニアマネージャーは「全員がマルウェア分析のリバースエンジニアリングの有資格者。脅威を検出した際は、対策案まで含めて15分以内にお客様に通知する」と述べた。24時間365日、日本語で対応する。
他社のXDR製品の場合、データ量の制限があり超過した際に追加料金が発生したり、サポート料金が別だったりするケースがあるが、CylanceMDR Proは基本料金に全て含めて提供するため、追加コストが発生しないのも強みだとした。
以前から提供しているMDRサービスの場合、同社のEDR(Endpoint Detection and Response)製品の利用が必須だったが、吉本努社長は「CylanceMDR Proは、当社製品を利用していなくても導入が可能だ。これまでとは違った顧客層を支援できると考えている」と述べた。
同社は「CylanceGUARD」の名称でこれまでMDRサービスを展開してきたが、現在は「CylanceMDR」にリブランディングし、今回、発売したProに加えて、「On-Demand」「Standard」「Advanced」の四つのメニューを用意している。
(岩田晃久)
BlackBerry Japanは9月25日、マネージドXDR(Extended Detection and Response)サービス「CylanceMDR Pro」を発売した。他社セキュリティー製品にも対応するXDR機能と、運用を行うMDR(Managed Detection and Response)サービスをパッケージで提供し、顧客が容易にセキュリティー強化を図れるようにした。
CylanceMDR Proに搭載されるXDR機能は、300以上のサードパーティー製品と連携しており、エンドポイント、ネットワーク、SaaSなどの環境からログを収集できる。既存のセキュリティー製品を入れ替えたり、システム環境を変更したりすることなく導入が可能だという。収集されたログは、マルウェアの解析などに強みを持つ「Cylance AI」で相関分析して脅威を検出する。
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