SBテクノロジー(SBT)は、Cato Networksが提供するネットワークとセキュリティーを統合した世界初のSASEクラウドプラットフォーム「Cato SASE Cloud Platform」に対応したセキュリティー監視サービス「MSS for Secure Gateway」の提供を4月21日に開始した。
コロナ禍を経て、企業では出社とテレワークを組み合わせたハイブリッドワークが拡大し、働き方の多様化やクラウドサービスの利用増加とともに、場所を問わず安全に接続できる環境が求められている。国内SWG(Secure Web Gateway)市場では、ゼロトラストへの需要が高まり、大企業や中堅企業を中心に今後も市場の拡大が見込まれている。こうした状況を受け、SBTでは2024年8月にCato SASE Cloud Platformの取り扱いを開始。今回、これまでに顧客から要望が寄せられていたCato SASE Cloud Platformのセキュリティー監視サービスの提供を開始する。
新サービスは、SBTのセキュリティーアナリストが顧客のCato SASE Cloud Platformを24時間365日体制で監視し、セキュリティーアラートの確認とそれに基づいた的確な状況把握により、顧客に影響のあるインシデントの早期検知が可能となる。インシデントを検知した場合は、影響範囲の拡大防止措置を実施し、ウェブを介したさまざまな脅威から顧客を保護する。
また、同サービスに加えて最適な環境を維持するための運用作業代行サービス「NOZ SecOps」を利用することで、製品に関するメーカー問い合わせなどを行う窓口対応や、システム監視・障害対応、各種設定変更など顧客の運用にかかる負荷の軽減を実現する。