コラボレーションソフトウェア「Notion」を提供する米Notion Labs(ノーションラボ)は9月18日、「Notion AIエージェント」の提供を開始した。Notion上で人が行う作業をエージェントが自律的に実行することで、これまでツールだったNotionがタスクを遂行する「チームメイト」に進化するとしている。
同社はこれまでも「Notion AI」としてAI機能を提供してきたが、最近アップデートしてきた機能を再定義し、AIエージェントとして集約した。Notionは、独自のブロック構造によって、ナレッジワークに必要なほとんどの情報や文脈を一カ所に集約しているのが特徴。会議メモ、メールなどNotion上で人間が行う作業を全てAIエージェントに学習させ、20分以上かかる複雑なステップも自律的に実行できるようにした。
新たに追加したのが「パーソナライズ機能」。個人の仕事内容やワークフローを教え、モデルの選択や連携するアプリケーションなどを設定することで、自身の業務に即したAIとして直感的に作業をしてくれるため、より自然に業務の中にAIを組み込むことができるようになるという。また、特定の仕事の流れに最適化した独自のAIチームメイトを構築したり、スケジュールやトリガーを設定して、毎回頼むことなく自動でAIが作業する「カスタムエージェント」の提供を近々開始することも発表した。
Notion Labs Japan
西 勝清 ゼネラルマネージャー
記者説明会でAIエージェントの機能について説明したNotion Labs Japanの西勝清・ゼネラルマネージャーは「繰り返し作成するレポートやタスク管理はエージェントに任せ、人間はよりクリエイティブな作業を行える」と意義を強調した。国内ではエンタープライズでの導入が増えており、新たに野村総合研究所とパートナーシップを締結したことも紹介。「大企業向けに有償版のサポートも提供しており、大企業を支援するためのパートナーシップを拡大していきたい」と展望した。
(堀 茜)