佐久間嘉一郎 社長
 SIerである当社は、基本的に顧客とともにシステムを設計し、必要に応じて世界中からすぐれたIT商材を調達してシステムを構築している。例えば、マイクロソフトのERP「Dynamics」シリーズを軸に、国内外での受注を伸ばしているし、グローバルビジネス関連では、すでに世界およそ20拠点、海外勤務社員は1000人を超えている。

 だが、私は自分たちの独自の商材づくりにもこだわっていきたいと思っている。自社でつくったソフト・サービスと、世界のすぐれたIT商材とをうまく組み合わせることで、顧客がワクワクして心が「はずむ」ような感動を届ける。そして、自分たちでつくった商品が顧客から認められることは、当社従業員の心も「はずむ」。こうした意味を込めて2016年のキーワードは「はずむ」とした。

 自社商材は数多く手がけているが、あえて挙げるとすればワークフローを強みとする「活文」と、ファンビジネス向けCRM(顧客管理)システムだろう。活文をベースとした海外市場向けワークフロー商材も、グローバル進出する製造業顧客などを念頭に、16年から本格的に展開していく。

 ファンビジネス向けCRMは、従来の顧客管理的なCRMから大きく発展させて、単なるいち顧客ではなく、熱烈な“ファン”になってもらう仕組みを盛り込んだところ、あれよあれよという間に売れ筋商材に育った。こうした取り組みを重ねていくことで、当社ビジネスに一段と「はずみ」をつける。