水谷 学 社長
 消費税改正とWindows XPのダブル特需の反動を受けた2015年だったが、最終的にはクラウド商材への期待をもって終わることができた。マイナンバーで給与計算が予想以上に伸び、クラウド業務ソフト「PCAクラウド」の月間契約数を9月に更新した。PCAクラウドの堅牢性を評価していただき、マイナンバーを手元で保管するリスクを排除したいと考えるお客様のニーズに応えることができた。1台のPC、1ライセンスから利用可能な「PCAクラウド Type1」をリリースしたこともPCAクラウドの成長を後押ししたが、Type1ユーザーの76%がマイナンバー対応で導入したという結果も出ている。

 また、なんといっても大きいのは、PCAクラウドと、サイボウズのPaaS「kintone」をウェブAPI経由で連携させるソリューションを今春にリリースするめどが立ったことだ。いつの時代も「時代を変える技術」があるが、このソリューションがまさにそれにあたり、大きな期待がある。PCAクラウドに蓄積された基幹業務データとkintoneがクラウド上で直接つながることは、新たな価値を生み出すことになる。PCAクラウドのカスタマイズもより簡単に、自由にできるようになるし、kintone上に構築したフロント系の業務アプリケーションとPCAクラウドのデータを連携させることもできる。しかもそれがマルチデバイスで使えるようになることは、非常に画期的だと考えている。PCAクラウドのユーザー数は7000社を超えた。クラウド・トゥ・クラウドを加速させることで、PCAクラウドの伸びも加速させたい。