林 宗治 社長
 2015年は、「Windows XP」のリプレース需要が終息し、ハードウェア販売の代替となるサービスを探す年だった。振り返ってみると、新サービスをいくつかリリースできたことに加え、「Windows Server 2003」のサポート終了需要も取り込むことができ、一定の成果を挙げることができたと評価している。

 16年は、引き続き新たなサービスをつくっていくとともに、CI(クラウドインテグレーション)の動きを加速させていく。ユーザー企業のクラウドに対するニーズは高まっているが、サービスが多すぎて選定が難しいというのが実情だ。ユーザーがクラウドの導入を視野に入れているからには、当社もサービスを評価できる力を身につける必要がある。クラウド自体、サービスの歴史が浅いので、ここでノウハウを積んでいけばまだまだ勝負していくことができるだろう。クラウドとオンプレミスをいかに使い分け、組み合わせるか。そのさじ加減が当社の腕の見せどころだ。

 一方で、営業の難易度は上がっていく。従来のパッケージ型の売り方にはならず、ユーザー企業ごとにサービスを組み合わせ、最適化していくことが求められるからだ。これからは、自社・他社を問わずさまざまなサービスを重ねていくことで情報システムをつくっていく時代。16年もそういう年だと思っている。従来のような、ハードウェアで完結するビジネスではなく、さまざまなサービスを「重」ねた提案をしていきたい。