「パソコン=コモディティ商品」の図式を払しょくしようと、PC業界は今、「ウルトラブック」という新ジャンルをアピールしています。「ウルトラブック」とは、薄く、軽く、持ち運びに便利で、最新CPUを搭載した高性能のノートパソコン。提唱したのはインテルです。
インテルは、「ウルトラブック」の技術革新のために3億ドルの「ウルトラブックファンド」を設けています。これには、パソコンメーカーや関連ベンダーといっしょに「ウルトラブック」を育てて、アピールしようという狙いがあります。力の入り具合は、2008年のCPU「セントリーノ」以来となるテレビCMの展開にも現れています。
インテルは、なぜこれほどまでに「ウルトラブック」に力を注ぐのか。パソコンがコモディティ商品になった理由の一つに気づいたから、というのが答えです。以下の記事では、インテルの狙いに触れています。(佐相彰彦)
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PCビジネスは新たなステージへ 「ウルトラブック」がけん引メールマガジン「Daily BCN Bizline 2012.4.9」より