店頭流通

松下電器 ブルーレイDIGAの新製品3モデル発売 フルハイビジョンの大衆化を目指す

2007/10/15 18:45

週刊BCN 2007年10月15日vol.1207掲載

 松下電器産業は、Blu─rayレコーダー「ブルーレイDIGA」の新製品3モデルを11月1日から発売する。

 すべてのモデルに、フルハイビジョン解像度のまま、MPEG─4 AVC/H.264形式にエンコードして録画できる「フルハイビジョン4倍録画」機能を搭載した点に特徴がある。最上位モデルのDMR─BW900には、1TB(テラバイト) HDD搭載モデルを用意し、フルハイビジョン映像の長時間録画を実現した。

 また、DVDドライブを搭載した「ハイビジョンDIGA」も3モデルをラインナップし、こちらも、フルハイビジョン4倍録画に対応している。

 松下電器パナソニックマーケティング本部の西口史郎本部長は、「新DIGAは、フルハイビジョンの大衆化をもたらす商品になる」と位置づける。「いずれの商品とも、フルハイビジョン映像をたっぷり残したいユーザー向けに開発した商品。2つの商品ラインを用意し、ラインアップを広げたことで、幅広いニーズに対応していくことが可能になる」としている。

 同社では、薄型テレビ「VIERA」において、37インチ以上の製品すべてでフルハイビジョン対応を実現。さらに、SDハイビジョンムービーカメラやデジタルカメラでもフルハイビジョン対応を実現しており、「年末商戦では、『ビッグバン』をキーワードに、フルハイビジョン機器による連動提案を進める」としている。
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